総選挙の争点 その2

景気対策、経済成長なんてカス!
さて、争点その1の原発問題を書いてから時間がたってしまいました。明日は、もう投票日です。
私なりの争点を出しておかないと、投票できない。というか、投票の方針が決まりません。
というわけで、もう一つの争点は「雇用」です!
力が入ってしまいましたが、これはもう切実にそう思うからです。
各党は「景気浮揚」とか「経済成長」とぶち上げています。
なかには「インフレ率を○パーセント」なんて言っているあほな人もいます。そう言っている矢先に、ニトリやら西友やらイオンは、値下げ断行ですよ。いかに、消費者からかい離しているかがよくわかります。
ま、しょせんは舌足らずのボッチャン議員ですから…って、そいつが総理大臣になるかもしれない?
冗談はよしこさん(死語)、冗談は顔だけにして(死語)。
でも、これらの政党の言い分は、なんだかよさげですよね。
景気いいじゃん。ドンペリ呑んでディスコじゃん。クリスマスにはホテルが満杯ジャン。六本木は三重駐車で、タクシーがつかまらないじゃん。だから、ホテルに行こうよ、えへへへへ、ジャン。
経済が成長すれば、またあの伝説の昭和三十年代がやってくるんだろうなあ。
そう考えている、あなたがた。甘い! 甘すぎる! ルノアールのココアだ(だれも知らないだろうなあ、江口センセ)
景気が良くなったって、経済が成長したって、一般大衆には何のおこぼれもありませんぜ。
小渕さんが総理だった時代からはじまった経済成長、景気もすこしずつよくなったと言われていました。その成長の期間は戦後最長だったのですが……
だれか、「景気がいいよなあ」と言った人、いましたか?
テレビの街頭インタビューでも、世論調査でも、「実感がない」、「一部だけでしょ」という意見がほとんどでした。
要するに、もうかっているのは経営者側だったからです。
結果的に、バブル大はじけで損した分、借金しちゃった分をあらかた清算して、なおかつ内部に溜め込んじゃいましたからね。
たしかに統計数字では、景気が良くなったし、経済は成長していましたが、一般大衆というか消費者にはなーんの恩恵もなし。
ま、私の場合は多少は仕事のまわりが良くなったぐらいだったでしょうか。
要するに、こんなスローガンが実現したとしても、私たちの暮らしには直結しません。各党の言っていることは、はっきり言って゜カスです。
そもそも成長する必要があるのか?
アダム・スミスは「成長というのは資本主義の病理だ」と言っていたと記憶しています。もしかしたら違うかもしれないけど。
いまの日本で成長する余地があるのでしょうか。人口は減っていきます。物は余っています。
私自身を振り返ってみると、「あれがほしい」「これが買いたい」というものはほとんどありません。古くなったパソコンを買い替えようなんていうのは、仕事に使うノートがなくなったから補充みたいなもんで、そもそもそうしょっちゅうあるこっちゃないし。
年に人口が1%減少している状況で、GDPを2%上げるには、私たちは前の年よりよけいにお金を使わなくちゃならないんですよ。
そんなことできますか? 売るものを作ればいいかもしれないけれど、買う人がいなかったら、どうなりますか。
在庫処分セール、大幅値引き。インフレになんかなりっこない。
いまの日本は、ゼロ成長だって難しい。経済規模を縮小していくのが正しい選択だと思います。
ただし、使うところ(福祉やら教育やら医療やら)には使う必要がありますが。
金は天下のまわりものなので
経済が成長しないと景気はよくならない、という人がいますが、私は必ずしもそうは思いません。
たしかに、経済規模がでかくなると、景気がよさそうです。でも、さっき言ったように、増えた銭(経済規模って要するに金額ですから)は消費者の懐にはほとんど入ってきません。
どこにいっているかは、言わずもがな。
だから、経済規模はそのままでも、そのお金が消費者に回るようにしてくれれば、それが消費に回って景気は良くなるんです。景気っていうのは、言ってみればお金が流れることですから。
消費させたいなら、仕事、つまり「雇用」だぁぁぁぁ!
ただ、すくないながらも、お金をもらったら、みんながそれを使うとは思えません。
なぜなら、明日お金が入ってくるという保証がないから。で、銀行に預けても金利がたいしたことないので、みんな家に置いておくことになる。だから、何も買わない、というか買えない。
懐にお金が入ってきて、それは一時金みたいに今日だけじゃなく、明日も、来月も、その先も入ってくると安心できれば、きっとみんな物を買います。
季節が変われば新しい服のひとつも買うし、たまにはうまいものをと思えば100グラム68円のばら肉ではなく100グラム500円の牛肉を買ってみようかなと思えるんです。
だから、私は「雇用」を最優先にする党がいないかな思ったのですが……いませんね、
今朝の朝日新聞は争点の一つに雇用を挙げて各党のコメントを載せていましたが、全くダメ。そもそも、考えていなかったことが露呈されるものでした。
雇用対策として、「医療・介護分野」だってぇぇぇぇ?!
それは、そこで雇用対策をするんじゃなく、そこに人がいないからでしょっ!
そもそも、なんでそこに人がいないのか、考えたことがあるのでしょうか。そこで働いても、きつくてたいへんで、でも暮らしは苦しいだけ。
「仕事がないよりましだろう。ぜいたくは言うな」というスタンス見え見えです。
この分野の職場には志のある人が、たくさんいます。でも、一生懸命やるほどに、自分の暮らしもおっつかっつ、結婚やら子づくりどころでなく、異性とのお付き合いをする金もないという状況。
何に票を投じたらいいんだ!本気で雇用を考える党がないので、私はこの時点でも、まだ何に(誰にでもどこにでもない点に注意)票を投じようか決まっていません(決めていませんではないことに留意)。
競馬なら、来週またってなるけど、この選挙はそうはいきません。
間違えたら、はずれだけじゃなく、「国防軍」だの「シナの属国」だの「政治家は政策を語っちゃだめなんだ」(語れねーんだろう)みたいな連中が出張ってきて、来週の競馬そのものがなくなっちゃうんですから。
さて、どうしよう。どうしたらいいんだろう。



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