ロビン君が亡くなりました

画像長いことブログを更新していませんでした。仕事が忙しかったこともありますが、もっと大きな理由があります。
6月13日午後3時5分、仲間であり友人であった、愛犬ロビン君が息を引き取ったのです。
2月頃から左の前足をひょこひょこさせていて、レントゲンを撮ったり痛み止めを飲んだりしていました。
3月に15歳を迎えた頃は、足の痛みも少しは治まったのか、けっこう元気に歩いていました。
4月になると、右の後ろ足をぺろぺろなめて毛がはげちょろけ。薬を塗ってサポーターを巻き、4月末には
毛もはえてきていました。
ただ、そのころから、よく下痢をして、数日おきに食欲がなくなるなど、少し体調がよくない気配がありました。
5月の連休には新潟の実家に車で出かけ、家の中を楽しそうに歩き回っていたので、一安心したものです。
異変に気づいたのは5月11日。ブラッシングの時に、右前足肘関節の内側をなめたりかじったりしていたのです。
調べてみると、直径3センチほどの腫れがあり、皮膚が赤くなっていました。
かかりつけの病院で周辺の毛を刈ってみると、腫れの表面がすこし膿んでいました。
塗り薬をもらい、抗生物質の飲み薬を処方してもらいました。
その帰りに、なめないようにエリザベスカラーを購入。携帯で写真を撮ってメールしたら、かわいいと大評判でした。
それから、東京農工大学で詳しい検査をしてもらったのですが、骨肉腫と診断されました。
高齢なので断脚手術はリスクが高すぎるとのことでした。
「欧米なら安楽死が第一の選択肢ですが、やはり我々はそれは最後の選択肢だと考えています。
今はいい痛み止めの薬もあります。それを飲ませて、温熱療法で腫瘍を小さくできるかもしれません。
痛みもないし、それを毎週続けましょう。幸いロビン君は治療中じっとしていられるいい子ですから。」
その方針が決まって治療が始まったのが、6月9日。
その日は、それなりにご飯も食べました。
でも、翌日はほとんど食べす、11日の晩、下痢が止まらなくなりました。
それまではオムツを着けていたのですが、ゆるいウンチなので、お尻の毛につくため、はずしていました。
どんなに足が痛そうでも、ロビンは必ずトイレに行きました。オシッコもトイレまで行ってしていました。
そのうちに伏せて、深夜には哀しそうな声で啼いていました。つきっきりでなでました。
12日の明け方、ようやくすやすやと眠りました。
病院でビタミン剤入りの点滴を打ってもらい、ロビンは少し元気になりました。
待合室でいつものようにくるくる回って、先生に「元気が出たぞ、いいぞ」とほめられました。
昼、ご飯が食べられないなら、好きなものを全部買ってきて食べさせてみようということで、
ビスカルのほかに、沙、ビーササチーズサンド、ボーロ、ビーフジャーキーを出してみました。
そのときは食べなかったのですが、しばらくして食べていたようです。
ただし、そのあとで、ほとんど吐きだしてしまいました。
それが、ロビン君が最後に食べた固形物でした。
でも、最後の最後に、大好きだったものを全部食べさせてやれたことが、何よりだったと思います。
その夕方、新潟の実家から義父・義母が来ました。そのとき、不思議なことが起きました。
ほとんど寝たきりだったロビンが、ふいに立ち上がり、ヨロヨロと二人の所にいったのです。
ただ、たっているだけでしたが、二人の顔を交互に見て、寝ていたところに戻りました。
その夜には、何も食べてないから出るはずはないのですが、
ウンチをしようとして立ち上がります。でも、よろけて倒れそうになるのです。
両手でお腹を下から支えてやると、とにかく自力でトイレに行こうとするのです。
それも13日の午前1時を過ぎる頃にはできなくなりました。
私は、妻のチーちゃんを起こして、いっしょに看病することにしました。
寝返りもできなくなったので、30分おきに向きを変えました。
のどが乾くのか、唇のはしから舌を出すので、コットンパフに水をふくませてつけてやると、
舌でなめるようにして飲みました。そして、ときどきパフをかみました。
お腹がすいているのかとも思いましたが、ボーロを口のそばにもっていっても口は開きませんでした。
午前には義父・義母は新潟に帰りました。
寝たきりのロビンに「元気になってまた来なさい」と言ってくれました。
午後、ロビンを床に多バスタオルをたくさん重ねた寝床から、ソファベッドに移しました。
2時半頃、体の向きを変えようとしたら、ウンチをしていました。
オムツをはずして、お尻の汚れを拭き取っていたら、ほんの少しだけウンチが出ました。
お尻だけでなく、身体もシャンプータオルで拭いていると、ロビンが一声だけ声を出しました。
「クゥウ~ン」という、ちょっと甘えたような、子犬の時の、おねだりをするような声でした。
そして、シッポをパッタンパッタンパッタンと3回振りました。
3時を過ぎたとき、チーちゃんがようすがおかしいのに気づきました。
ノビノビーッをするように後ろ足を後方に突っ張らせ、さらに前足も前方に伸ばしたのです。
そのうち、お腹の上下動がゆっくりと静かになくなりました。
後ろ足が脱力して、ふつうの形になりました。
胸に耳を当てると、弱くトクトクという音が聞こえました。チーちゃんも耳を当てました。
そのとき、心臓が止まりました。そして、前足からも力が抜けたのです。
私の気持ちは「あんまりあっけなさすぎる」でした。
病気がわかってから1か月、治療を本格的にしたのは1回でそれからたった4日です。
1日前には自力で歩いて、水も飲みに行って、自分でトイレに行っていたのです。
立てなくなってからも、息を引き取る直前まで、苦しむこともなく、静かに寝ていました。
ロビンは、病院で段ボールの棺に入れてもらいました。先生は庭から花を切ってきてくださいました。
帰ってから通夜のように祭壇をつくり、たくさん花を飾りました。
動かなくなったロビンは、それでも毛がツヤツヤで、本当に寝ているようでした。
あまりにあっけなかったので、1か月たったいまでも、私はこの仕事部屋のドアの陰から
「仕事、終わった?」というようにロビンが顔をのぞかせるような気がしています。

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