日本代表 ガーナ戦に向けて

中村は本田を言い訳に使っているのか
今日はガーナ戦です。オランダに負けたあと、ずーっと話題になっているのは、前田が生意気で守備をしないで中村俊にたてついていてチームの和を乱しているということ。
さて、本当にそうなのでしょうか。
仮にそうだとしたら、サッカーの日本代表というのは、とてつもないガキの集団なのですね。たかだか、フリーキックを誰が蹴るのかということで言い合いになったり、一人でディフェンスに突っ込んでいって抜かれたからふぉろーできなくて、それが後々の失点につながったり、約束事を守らなかったのでみんなが腐ってしまったり。
そんなことが、3点とられて惨敗し、なおかつチームのムードが悪くなる原因なのでしょうか。
百歩譲って、ゲーム直後の興奮状態だったので気持ちの整理がつかなかったとしましょう。それでも、負けたチームの司令塔にして精神的柱とまで言われている男が、みっともない言い訳をしているとしか聞こえませんでした。
要するに、「これまでやってきた仲間は一生懸命やっていて、なんとか1失点ぐらいで0-1の『惜敗』にできそうだったのに、バカがいい気になって前々へ出たせいで、バテバテになって予定調和が崩れちゃったんだ」ということなんでしょうか。
だいたい前半早々に足を踏まれて状態が良くなかったのに、譲らないでFK蹴ってたのも、気に入りません。真剣勝負、大きな大会の勝負所なら、ムリして出続けるのもいいでしょう。でも、状態があまりよくないのなら、テストのための親善試合では、試しに呼んだ選手を使うために引っ込むのも(引っ込ませるのも)あるべき方策だったのではないでしょうか。完全じゃない状態の司令塔をまわりが気遣ったのも、後半にばてた原因のひとつだと私は思います。
誰かのことを云々言う前に、まず自分自身の反省を話すべきだったと思います。中村俊は。
準備ができたと言いながら何もしてない監督
監督は何をしているのでしょう。「必要なこと、たりないことはみえてきた」そうですが、本当でしょうか。
前半30分までの戦い方を「90分続けられるようにする」、というのが第一点だそうです。しかし、それでいいのでしょうか。「前半の戦い方」とマスメディアは言っていますが、実際には30分でした。前半最後の15分のオランダは、この分なら前半は0-0でかまわないという戦い方をしていました。
「イエローをもらった選手もいて、あまり熱くなってレッドを食らったり、故障してはもともこもない。」「後半に試しに出す生きのいい連中にがんばってもらおう」というスタンスでした。
つまり、真剣勝負では、このゲームの倍は体力も精神力も消耗します。つまり、前半30分の倍近い集中力と運動量を、その3倍の時間は続けなければならないのです。
ある解説者は「強豪と闘ってベスト4までというなら、倍の力を後半も続ける、つまり4倍」と言っていましたが、私は
6倍は必要だと思います。なおかつ、ベスト4はトーナメントです。延長も考えられるので、さらにプラスαが必要です。
岡田監督、まだまだ考えと覚悟が甘いのではないですか。
第二点は、選手の使い方と交替をどう考えているのか。
内田は、たしかに前半15分ぐらいにロッベンの縦一本のしかけでは、スピードで負けませんでした。でも、勝ったのは後にも先にもあれ一本。後は、ウラをとられる、逆をとられる、ボールを受ける前の一瞬のスピードの変化でマークがはずれるばかり。つまり、一対一で相対して勝負するという場面がなかったので、なんとか対処できたように見えただけです。
だいたい、4バックのサイドバックは、1試合の前後半それぞれ3回ぐらいずつ、「ここ」というときに攻め上がって良いクロスをそのうち2回出す、というのがオフェンス面での役割。それ以上やると、(ディフェンスの分も含めた)上下の移動距離が長いので、体力的に持ちません。そのことは、「伝説の左サイドバック」都並選手も言っていました。どだい、「高い位置に張ってロッベンを牽制」なんて無理な話なのです。
だから、本田が練習のときに長友や内田に「あまり上がってくるな」「高い位置に張り付いてたらだめ」と言っていたのは、私は正しい判断だと思います。中村俊はされが気に入らなかったようですが。
でも、結果として、内田は一生懸命に後を追うためにバテバテになり、左サイドはザルになってしまいました。センターバックがカバーにはいると、ゴール正面ががらがら。MFがフォローに行くと、中盤はスペースがら空き。
たしかに、内田の前に入った本田がカバーするというのは、勝負の原則としては正しいのです。
でも、それは、0-1で負けているけれど、「このままなら得失点差で予選通過とか優勝」という場合です。
これは、通用するかどうかを「試す」ゲームでした。現に岡田監督は「ぶつかっていって玉砕・惨敗も覚悟」と言っていたはずです。だとすれば、後半から入って元気いっぱいの本田は、「攻め」のためにいるはず。前かがりに行くのは当たり前です。
このたぐいのゲームで、攻撃的な選手を「守備を厚くするために」入れるなんて馬鹿な話です。少なくとも、岡田監督は攻めのために入れたのだと思います。だからこそ、ゲームの総括で、守備面での本田へのコメントはなかったのです。
だとすると、問題は二つ。ひとつは、「本田の役目が攻撃のためなのだったら、疲れた内田を交替させなかったのはなぜなのか」ということ。駒野や今野もいたはずです。内田の攻め上がりは魅力かもしれませんが、あの時点では攻め上がりは期待できません。上がっていったら、戻りが遅れてそのウラはガラガラ。事実、そうでした。
「そこは本田がカバーするべきだ」なんてことを言う選手は、神経とプロとしての資質を疑います。もし、文句を言うのなら、本田に対してではなく、ベンチに「もう左サイドバックを替えてくれ」と言うべきでした。
でもテレビで見る限り、試合中に本田に対してもベンチに対しても、誰も何も言っていなかったようです。
選手起用について、もうひとつは、前田とか岡崎とか、岡田監督は連れていった選手を使わずに次の編成ではずす傾向が強いようです。どうも、「選手の個性や能力を組み合わせる」のではなく、「自分の理想とするチーム構成や戦い方に合致する個性や能力がある選手をピッチに出す」という考え方が強いのでしょう。
ですから、合宿でのトレーニングでだいたいそれが読めたと感じた時点で、ピッチには出さない、少なくとも先発では使わない、と決めるのではないでしょうか。そうなると、選手・クラブとしては「だったら最初から呼ぶな」「少なくとも使わないと決めた時点で戻してくれ」と言いたくなるでしょう。実際、U-20の元気くんと浦和はそういうことをはっきり言っていますから、これは岡田監督だけではなく、各年代の日本代表全般の傾向なのかもしれません。
とにかく、つれていった新規のメンバーは、最低30分はピッチにたたせるべきでしょう。
だいたい、延長もない親善ゲームで交替枠を残すなんてバカなマネはやめてもらいたいものです。
監督の説明責任は果たしてほしい
最後に監督のマネジメント。さまざまな考えやイメージを、いちいちメディアに説明する必要はないと思います。
しかし、中村俊のコメントがあれだけ波紋を呼び、メディアは連日のように本田をたたいています。FKで口論しただの、本田が旅人だの、いや中村俊が旅人になったつもりだだのと勝手なことをほざいているのだとしたら、やはり、きちっと一言、「選手起用についてはこういう方針だった。これからの戦い方はこれこれこうする」ということは発信するべきでしょう。
そういう意味で、今朝の新聞では本田と話し合いをしたうえで「敗因を彼一人のせいにするのはフェアではない」と述べたことは、とても良いことだったと思います。
チーム内の誰と誰が仲が悪くて、こういうことで雰囲気が暗いなんてことはいっさいいりません。「起用法」「戦い方」「戦わせ方」について、きちっと説明できないようでは、監督としての資質が問われますから。
ガーナ戦の勝手な先発メンバー予想
最後に越権行為。私が勝手に考えたガーナ戦の先発メンバーの発表。
GKは川島。ミスしたわけではありませんから、ここでも使ってやりたい。何せベスト4を目指すなら、GKは絶対に3人必要ですから。
DFは3バック。左から阿部、中澤、岩政。並びはこの通りでなくともよく、センターをややスイーパー気味にして向こうの1トップと2トップ下に対処。阿部は、ロングキックと長い距離のFKに期待。
MFは4人。左ウイングバックに駒野、右ウイングバックに今野。これならある程度は高い位置に張れる。
2ボランチは遠藤と長谷部。どちらかを攻撃的MF気味になって、やや縦にならんでもよい。
トップ下には中村憲。2トップは岡崎と前田。
後半の交替案は、DFは基本的に触らない。
MFで、今野→、駒野を右に移して、←内田(ウイングバックで先輩の相馬のように使えるかを見る)
ボランチの遠藤をトップ下へ中村憲→で、本田を攻撃的MFとして左の上がり目で、ウイングのように使う。本田が3トップ気味になって、あいたところに内田が上がってきてもよい。
トップは、どちらかと興梠を入れ替える。ただし、リードしているのならDFにトウーリオを入れて4-4-1-1の形に
するということも。さて…




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