宮里藍のメンタルについて

政治家のトホホな言葉づかいですが、ここのところ忙しくてテレビでの発言をチェックしていません。新聞や雑誌でとも思いましたが、どうしても発言をストレートに再現してくれていないので、ムリなのです。
むかーしむかし、いま旅人しながらけっこうな金儲けをしているNさんというひで、いや人が、自分の言ったことを適当につなぎ合わせ(やくざのケンカ=切った貼った)て、意図したことと異なるコメントに仕立て上げられたことがありました。怒るのはもっともだと、私は思いました(ただし、「バーカ」とか「虫けら」とかは、サイテーだと思いました。やくざじゃなくて、幼児の口ゲンカですね。
というわけで、新聞や雑誌の発言からは引用しないことにしました。というわけで、今週はお休みです。
宮里藍のあるコメント
ちょっと古くなりましたが、女子ゴルフの宮里藍選手(どんなことがあっても「藍ちゃん」とは言いませんよ私は、失礼でしょ)が、アメリカ女子ツアーで初優勝しました。おめでとう。
その前の週、番組は忘れましたが、テレビのインタビューで話したこと。それを聞いて、彼女は、本当にメンタルが芯から強くなったんだと思いました。それは
「いまは、一打一打を切りはなして考えられるようになったんです」という言葉。
ティーショットが深いラフに入ったとしても、アプローチがバンカーにつかまったとしても、パットが大きくオーバーしたとしても、次の一打は、まったく別のものとして打つということです。
ボールのあるところが、草むらや砂やグリーンのカラーというだけ。その一打をどう打つかを考えるというわけです。ショットが右や左にずれたり、オーバーしたり短かったりしたとしても、それはすでに終わったことです。悔やんでも舌打ちしても、どうにもなりません。
ゴルフは、そうしたミスがあったとしても、次の一打は自分で打たなくてはなりません。誰の責任でもないのです。だとしたら、前のことは置いておき(プレーが終わった後の反省点ではありますが)、次の一打をどう打つのがベストかを考えること。これが大事なのです。
ストレスは体力に影響を与えるか
翌週の全英女子オープンでは、コースのむずかしさに加えて、風や天気などの自然条件もきびしいものでした。
誰もが、風に流されたといってはいらだち、草むらに入ってボールをロストしては下を向いていました。宮里藍も同様に見えましたが、彼女の表情は曇っていませんでした。
顔を上げ、前を見ていました。
その態度に感動したというギャラリーがたくさんいたそうです。
あるスポーツライターは、これについて「もう少しリラックスしてもいいんじゃないか」と書いていましたが、私はそう思いません。キャディはついていても、たった一人の戦いなのです。まわりがドンマイと声をかけても、ドンマイなわけはありません。それを抑えるマインドコントロールとしての、あの態度であり表情なのだと思います。
ガムをかんで、むりに笑みを浮かべて、それをやろうとしたサッカー日本代表のFWがいましたが、あれはまわりがいるからだともいえます。まわりとコミュニケーションをとりながらの競技なら、そうやってリラックスすることもできるでしょう。
でも一人の戦いは違います。単独で登頂する登山家が、ヘラヘラ笑みを浮かべるでしょうか。野球ばかり見てきたスポーツライターは、もう少し勉強が必要かも。
とはいえ、それだけの緊張はストレスがたまります。4日目のバック9のくずれは、メンタルではなく、ストレスによる体のこわばりが原因だと、私は思いました。
むりに笑う必要はないけれど、どこかで肩の力を逃がす方法を見つけられれば、彼女はもっと強くなれるかもしれません。
失敬な作家、いいかげんにしなさい
最後に、週刊文春のグラビアで宮里藍の優勝について一文を載せた、伊集院サン。あなたは
本当に失礼な人です。
彼女の立ち姿をほめたのはいいでしょう。でも、最後の一文はなんですか。その立ち姿は「いつでも花嫁姿になれる」とは。
だれもチェックせずに、よく載せたもんだと思います。良識というより、常識を疑いました。石川遼(彼のことも、絶対に「遼クン」とはよばないぞ、私は)とまわるB・ジョーンズに失礼なことを言ったギャラリー同様、日本のゴルフ・ファンの質の悪さを見た気がします。

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