サッカー日本代表(監督)の迷走

サッカー日本代表の国内最終戦まで、あと2時間弱。
ここにきて、いったいなんて事だ! アルトゥール・アントネス・コインブラさんなら、聞いたとたんに右手を前方へ大きく振り上げる「抗議」のポーズをしてるところである。
監督、あなたは火曜日には3バックで行くっつっといて、金曜日には「やっぱ4バックにするわ」だって? そこらへんの若造なら「マジっすか」だ。
でも私はいい大人だ。ここは冷静に「いったい何があったのですか。選手も知らないって言っているけれど、どういう理由で変えることにしたのですか。今後はどうするんですか?」と問いかけたい。
だが、それに対する明快な回答はいただけない様子。それはなぜか。彼は理由があってそうしているわけではないから。ま、「こないだは3で始めたらいくなかったので、小野入れて4にしたらけっこういかったので」ってとこだろう、せいぜい。
だんだんハラたってきた。「おぅオッサン、客なめとんか。責任者出てこい!ゆうて、責任者はアンタやったなぁ」…ぜんぜん冷静じゃないし、いい大人でもない。
まあ、3とか4とかってシステムでサッカーするわけじゃないので、ほんとはどっちでもいいんです。3が良くて4はダメとか、その逆というものでもない。どちらのシステムにも長所があり短所があるわけだから。
どちらを選ぶかは、そのチームのメンバー構成と、それを元にして考えた最適のチーム戦略・戦術によって自ずと決まっていくもの。代表は監督が選手を選抜するから、最初から自分の考える戦略・戦術があって、それに合う人材を招集することができる。
その意味で、トルシェにはブレがなかった。トップ下としてはまだ力不足だった中村を左ウイングバックで使っていたけど、ワールドカップという大一番で使うのなら、より適した人材を選ぶ必要がある。だから、最後の最後でメンバーに入れなかった。結果論ではなく、それが代表監督としてのトルシェの見識。もし、中村がいないことで負けたとしても、その責任は彼が取るのだから、私としては「エッ」と思ったけど、それはアリだと思った(1998年にカズと北沢をはずしたのはポリシーはともかく、仕打ちとして許せないけどね)。
でも1次リーグを勝ち抜いたとき、その見識を誰もほめなかったね。それって、マスコミもファンもいいかげんすぎないか。
さて、現代表監督。集めている選手はほぼ変わり映えせずなのに、こうコロコロ変わるのは、以前から分かっていたことだけど、監督に戦略も戦術もポリシーも見識もないってことじゃないか。要するに、思いつき。きっと、メンバーを決定して「海外組」とかいうのが入ったら、「やっぱ3にするわ」とか言い出すに決まってる。
ラインコントロールを含めて、細かい約束事を詰めなきゃいけない時期なのに、チームの(監督の)方針が、あっちへフラフラこっちへヨロヨロでは、たまりません。ただでさえ、「前からプレスをかけるとき、サッと引いて守るときの攻撃陣との意思疎通が固まっていない」(ディフェンス陣の言い分)というのに、何を考えてるの。
そういえば、海外組でレギュラーでもないしベンチにも入らないこともある某攻撃的ミッドフィルダーの方は「もう少し攻撃的にやらなきゃ」なんて言っているようだ。ディフェンダーの大勢としては「ボールの支配率は低くなるはずだから、今までのようにいつも前からプレスというのはむずかしい」という意見。
ディフェンス側は「やや守備的に」と言っていて、攻撃側のリーダー格の人間が「もっと攻撃的にしてくれなきゃ」という構図。これは1996年にアトランタでチームが崩壊したときと同じ。これから1カ月の間に、それが起きなきゃいいけどね。
おそらく、そうなったら今の代表監督には事態を収拾するマネジメント能力はないと思うよ。
さて、スコットランド戦。雨でぬかるんだピッチ。上がってしまった三都主君が戻りきれない。カウンター気味にそのスペースをつかれる。宮本が左へ引っ張り出されて、中沢が中央に。福西が中沢と加地の間を埋めようとする。
けど、ディフェンスラインにはギャップができる。そこへ、スペースに入り込んだスコットランドのウイングバックか攻撃的MFから正確なクロスを放り込まれる。中沢の前(ニア)、あるいは中沢と福西の間でフリーの選手がヘッドで、もしくは加地と福西の隙間(ファー)から折り返しでズドーン。
なんだ、3バックでやられたのと同じじゃん。ということにならないように祈っているけれど。
でもなあ、フリーでシュート撃って決定率が5割いかないんじゃ点は取れないかもなぁ。だとしたら、0点に抑えても引き分けかぁ。
頼むよ、みんな。監督がどんなに迷走しても、とりあえずは応援しているからさ。

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