犬と映画の楽しさ

阪神タイガースが二年ぶりに優勝いたしました。これもひとえに選手のみなさんも、現場監督の岡田さんをはじめとするスタッフ、そして「正しい」タイガースファンのおかげです。「正しい」ファンの定義については、別の機会に説明しますが、少なくとも一足年そして今年の優勝決定時に戎橋・道頓堀界隈で見られた連中でないことは明らかです。やっていいことといけないことの区別もつかんような輩は、ユニホームや法被を着とっても、ファンではありません。マスコミのみなさんも、そこんとこあんじょう区別して表記したってください。
さて、ながいことご無沙汰していたのは、単行本の原稿にかかりきりで、こっちまで手が回らなかったからです。しかも二冊。
一冊は「アニマル・セラピー」のボランティアを描いた、ノンフィクションです。これは、さる動物病院の先生の本なのですが、背景説明や編集作業で北関東某特別養護老人ホームへ、春から梅雨にかけて五回ほど取材にも行きました。
そしても、もう一冊。こちらは、私の著書。犬の映画をなんと百数本を、解説するエッセイ集。和田誠さんの『お楽しみはこれからだ』がセリフなら、こっちは犬のことから書いてみようというわけです。
候補に上げた作品は全部で二百本近く。そのなかから選んだのが一○一本。だいたい全部見ていたけれど、すべてを記憶しているわけじゃありません。それに、「これって犬の映画だったっけ?」という作品を編集者が見つけてくれたりもしました。で、そのうちビデオとDVDを持っていたのは七○本ほど。やっぱりうろ覚えで書くわけにはいきません。取り上げるシーンの前後をチェックしたり、改めて見直したり、見たことのないのは見なければ…というわけで、TSUTAYAのレンタルやらアマゾンのショップやらで手に入れました。
で、気づいたこと。映画の中での犬の役割、犬の取り上げ方、犬にまつわる時代背景など、「犬」という視点を持って見ていなかったときには気づかなかったことがに、今回あらためて目を開かされました。
ま、ふだん楽しみで見ている分にはいいけれど、たまにはこうして「問題意識」とか「テーマ」をもって映画を見るってことがどれだけ大事かということ。
取り上げた作品は、古いものでは1918年の『犬の生活』、1933年の『ケンネル殺人事件』、1937年の『新婚道中記』など。新しいものは『レーシングストライプス』、そして急遽入れることにした『トゥルーへの手紙』など。
刊行は12月の予定。タイトルなどが決まったら、またお知らせいたします。
ぃやあ、映画と犬って本当にいいもんですね。

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  • トウルーへの手紙

    Excerpt: 犬好きのあんとしては見逃せない!公開を楽しみにしてました。 写真家のブルース・ウエバーのドキュメンタリーです。 彼の住まいはあの忌まわしい9・11テロ事件の現場の近くにあり、 旅先で愛犬たちの消息を.. Weblog: あんと夢子のス・テ・キ!なダイエットライフ racked: 2005-10-03 05:34