ラグビー日本代表選手の不祥事と処分の甘さ

たった十日間の間に、ラグビー日本代表選手が二人も、暴行事件で逮捕。こういうときによく聞かれる言葉が「スポーツ選手にあるまじき行為」とか「スポーツ選手としてしてはならないこと」というコメントです。
ちょっと待ってね。往来でもめ事を起こして、人を殴ったり蹴ったりするなんて、スポーツ選手に限らず「人としてあってはならないことでしょう」。その上で「まして代表という選ばれた人間なら」「なおかつ、人の模範にならなきゃいけない人間として」あってはならないことなんですよ。そこら辺を、どうもみなさん間違ってませんか。同じ六本木で夜中に女性の胸を触った(下品な言い方で申し訳ないけど、要するに乳をもんだんだよ、その人は)国会議員に対するコメントも同じ。「国会議員だから、してはいけない」のではなく、「人としてあるまじき行為」なんですから。
さて、とにかくやっちゃならないことをしたわけですから、処分は当然という考えがある一方で、まだ本当にやったかどうか判明していないのでそれを見てからというのは、ある意味では当然です。基本的に人は「有罪と確定するまでは無罪と推定」されなければなりませんから。取り調べの段階では処分についてはひとまず様子見でしょう。
九日に逮捕された某大学の代表選手にしても、今回のO選手にしても、いきなり退学や解雇というのはやりすぎです。実は誤認逮捕だったり、実際に手を出したのは別の人間だったりすることもあるからです。ケンカを止めようとしたら、偶然手が当たっちゃったのかもしれません(あくまで私の超寛大な心が言わしめているのですが)。
ただし、それは所属会社や大学の処分の話。刑事告訴、裁判、有罪確定の後のことです。でも、ラグビー協会の処分は、それぞれのクラブの処分は別ですよ。
大学生の方は、六月のアイルランド戦まで代表からはずすそうですが、甘過ぎ! 香港との試合が終わった直後、一週間後には韓国戦があるわけで、代表チームに拘束されていたはず。なのに、なんで夜中の盛り場で飲み歩いていたんですかねぇ。彼は十八歳(当時)ですから、飲酒していたのなら当然これは犯罪でしょう。O選手も同じ。日本代表選手としての拘束期間中のはずですよ。にたようなことは、サッカーでもありましたね。
昔、合宿中に某カリスマモデルに会うために合宿を抜け出した、サッカーのY君。代表合宿中にK君とかO君たち数人が抜け出して、キャバクラで騒ぎを起こしたこともありました。このときは傷害事件とか暴行事件ではなかったので、代表からはずされたり謹慎処分。まあ妥当なところでしょう。
だとすると、代表拘束期間中にもかかわらず、なおかつ未成年なのに夜中まで酒を飲んでいた大学生選手、同じく代表拘束期間中に夜遅くというか明け方近くまでフラフラで歩いて酒をかっくらって遊んでいたO選手。ともに少なくとも無期限で体表からはずす、最終的に司法の判断がつくまでは謹慎処分とするべきでしょう。
同時に、O選手とともに酒を飲んで遊んでいて、現場にもいた同じニュージーランド人の代表選手にも処分があってしかるべきでしょう。少なくとも代表拘束期間中に自己管理も出来なかったのですから、代表からはずさないと。そうでないと、示しがつかないでしょう。代表の給料って、私たちの入場料収入や税金からも出ているのですよ。少しは責任を感じてください。会長、幹部、監督!
ところで、なんでこういう不祥事というかみっともないことが起こるときって、リーダーとかトップにK製鋼の人がいるのでしょう。合宿中に朝まで飲み歩いていて(なんと、あれも六本木! ラグビー選手って六本木が好きなんだね)、秩父宮の練習中に二日酔いで座り込んでいたMさん。南アフリカくんだりまで行って、練習もミーティングもせずにカジノに行っていたHさん。そうそう、あなたは99年のW杯の前からも代表のモチベーションを下げていたように記憶しています。それから、あの「Hプロジェクト」って、その後どうなりましたかねぇ。まさか「プロジェクト×(ペケ)?
まあ、とにかくスポーツ選手のモラル低下(競技ルールを守ることではなく)については、今回のことも含めて(同じ日にタクシー強盗で捕まった元プロ野球選手もいるし)、いいかげんにきちんと教育し直す必要があるんじゃないでしょうか。
世間の見方(スポーツ選手は礼儀正しく純粋)というのも問題ありですが、スポーツが「いい子」を育てるわけではないということについて、次回は考察してみましょう。

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